明日は熊谷でレースです。
みんな緊張ぎみでした。
ごめんなさい、写真ないです(^_^;)
大会、試合に望むという気持ち、
難しいですよね。
私事ですが‥
先日、熊谷で行われた記録会。
そこである高校生のレースを
観戦してきました。
彼女はファイト出身、中学でも全国大会に
出場するような選手でした。
もともと怪我が多かった彼女。
なかなか思うように走れない姿を
小学生の頃から見ていました。
それでも着実に練習を重ね、
タイムを伸ばし、全国高校駅伝を目指して
県内の某強豪校に進学しました。
しかし、高校性になった彼女を襲ったのは
怪我ではなく、骨の病気。
走るのを諦めなければいけない?
病院で検査を重ね、手術をすることに。
別な部分の骨を移植するという
大手術を経て、一時は歩けるように
なるのかさえも不安だったと言います。
それでも彼女はまた走り出しました。
病気をしたことは聞いていましたが、
会うといつも笑顔で挨拶をしてくれる彼女。
以前のペースで走れないもどかしさ、
どんなに辛かっただろうかと思います。
辞めようとしたことは
一度や二度ではなかったそうです。
転校も本気で悩んだそうです。
そのほうが楽だったかもしれません。
それでも彼女は走ることを選びました。
そんな彼女の復帰戦、3000m。
集団の中でしっかりとピッチを刻む。
後半、集団がバラけた中で、
何度もキツそうな表情、
それでも必死に前を追って
ピッチを落とさないその姿を見て
いつの間にか涙があふれてました。
彼女は強い。
彼女のお母さんが言ってました。
本当にその通りだと思います。
辛くても苦しくても
たとえタイムや勝敗には繋がらなくても
最後まで全力でやり抜く力。
速いだけでなく、強いランナー。
それはすなわち強い人間なんだと思います。
明日も全員が入賞できる訳ではありません。
きっと全員が自己ベスト更新できる
訳でもないと思います。
それでもみんな、熊谷まで行って走る。
自分との勝負に負けないように。
タイムでも順位でもなく、
自分自身が全力を出し切れた!
自分に負けなかった!
と思えるように。
頑張ろう。
期待しています。
おやすみなさい。